エル・スール EL SUR / 1983 / Spain, France
STORY
1957年、秋。ある朝、少女エストレリャは目覚めると、枕の下に父アグスティンの振り子を見つける。エストレリャは父が死んだことを悟る。彼女は回想する。内戦下のスペイン、<南>の町から<北>の地へと引っ越す家族。8歳のエストレリャが過ごした“かもめの家”での暮らしが語られる…。父アグスティンを演じるのはスペインの名優、オメロ・アントヌッティ。
The movie tells a melancholic story of a little girl who is living in a city in the north. She is fascinated by the secrets of the south which seem to be hidden in the personality of her ...
- 監督
- Víctor Erice
- 出演
- Omero Antonutti, Sonsoles Aranguren, Icíar Bollaín, Lola Cardona
REVIEW from 「文芸ジャンキーパラダイス」
10年に一本しか作品を撮らないビクトル・エリセ監督の珠玉の逸品。威厳があり謎の多かった父親が、実は繊細でもろい部分があると分かっていく過程がなんともいえない。最初に観たときはスペイン内戦の知識がなくて、"ちょっといい映画"くらいにしか思ってなかったけど、後年オロロ~ンってなった。from : 史上最強の超名作洋画ベスト1000
*本レビューは、「文芸ジャンキーパラダイス」管理人様の許可を得て転載しております。