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はだしのゲン Barefoot Gen / 1983 / Japan

はだしのゲン

STORY

アニメ作品は1983年7月に「はだしのゲン」が、1986年6月に「はだしのゲン2」が公開され、1995年8月5日・6日には原爆投下50年にRCCテレビの昼間のローカル枠で広島県向けの原爆特別番組として「はだしのゲン」・「はだしのゲン2」が放送された。製作はゲンプロダクション、アニメーション制作はマッドハウス。原作者中沢啓治が、漫画や実写映画では描ききれない原爆の実情を表現したいとの意図で一部私財を投じて製作され、一般公開された際には大きな反響を呼んだ。
主人公の中岡元役はオーディションによって選ばれ、当時、主人公の中岡元とほぼ同じ年齢の小学生だった広島市出身の宮崎一成が演じた。本作品が宮崎の声優初出演作である。宮崎は「はだしのゲン」では変声期前の幼い声を生かして少年期の、「はだしのゲン2」では変声期中の声で思春期の中岡元役を演じた。また、1作目のみ城達也がナレーションを担当した。
「はだしのゲン」は汐文社単行本版第1 - 4巻(少年ジャンプ連載分)、「はだしのゲン2」は第5 - 7巻(母の死まで)を映像化しているが、ともに約90分という尺に収めるためにエピソード・キャラクターの省略、設定の変更が多くなされている。アニメ版では、原爆投下前のエピソードは大幅にカットされ、長男の浩二、次男の昭、町内会長であった鮫島伝次郎や息子である竜吉等が登場していない。その為浩二の予科練への赴任、昭の疎開先のエピソードなどそれらの人物に関係したエピソードは描写されず、大吉が特高警察に連行され激しい暴行を受けたり、ゲンや英子が学校で職員室に呼び出されるシーンも無く、大吉が周りから当時非国民扱いされる思想を持っていることをゲンが少し語っているくらいである。また、「はだしのゲン2」はアニメオリジナルキャラクターが登場するなど原作から大幅なストーリーが改変されている。原作に登場する悪役的な人物が全く登場しない(上記の鮫島親子や特高警察、国民学校の教師、予科練の少佐や教班長など)。広島市の描写が被っているシーンが多々ある(一例としてオープニングと原爆投下直前、及び原爆炸裂時の相生橋付近の描写が路面電車が西方向に、自転車が東方向に走っており、その他北側に2人が東方向に、南側に親子連れと男性1人が西方向に計5人の人物が歩いているシーンが全く被っている)。
アニメ作品で描かれた原爆投下による表現描写は、1989年に公開された東映映画「黒い雨」(監督今村昌平)での参考とされた。当初はVHSやベータで映像ソフト化され発売していたものの長らく廃盤となっていたが「はだしのゲン」、「はだしのゲン2」ともに、広島への原爆投下60年忌にあたる2005年8月6日にジェネオンエンタテインメントよりDVD化して発売された。アメリカでもDVDが発売されている。 from:wikipedia

A powerful statement against war, Barefoot Gen is a disturbing story about the effect of the atomic bomb on a boy's life and the lives of the Japanese people.

監督
真崎守
出演
宮崎一成, 甲田将樹

IMDb Rating:

8.1

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